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ロシア革命が起きて、共産主義が世界にひろまり影響を与へた。摂政になられた昭和陛下は大変苦労された。どこもかしこも共産主義の影響下にあるものが日本を脅かした。戦争に負けても陛下を恨んでをるやつはゐなかつた。巡幸のをりに、警備がほとんどなかつた。それが崩御のをりには暴れるやつがをつた。戦後、共産主義の影響による教育がおこなはれて、うらむべしといふことがさかんにいはれた。昭和陛下が崩御されるまへにソ連が解体したのはよかつた。ドイツに留学した時、我々が世界に自慢できるものは皇室だと知った。
下記メモ
私は「昭和のこども」といふ歌を聞いて誇りをもつて育ちました。
海ゆかばも忘れられてゐますが、完全に忘れられてゐるのは天長節の歌です。これを復活すべきと思ひます。
昭和天皇は共産主義との戦ひだつたと思ひます。摂政になられる四年前にロシア革命がおこりまして、燎原の火のごとくあつといふ間に共産主義の影響が世界中に広がりました。
５１５事件がをかしい。死刑にならずにすぐ出てくる。けしからんことで、罰するなといふ国民の嘆願書の影響があつて５１５事件は首相を殺しても死刑にならんといふ雰囲気になつた。これはロシア革命の影響。
戦前の右翼のおもなるものは皇室だけがあればいいといふ社会主義者でした。彼らの主張は天皇陛下と兵隊がゐればいい。重臣とか資本家とかゐらないんだと。
それで２２６までいくんです。
ロシア革命がなければ５１５も２２６もなかつたとわたしはおもひます。
昭和三年の張作霖爆死事件はコーモトダイサク大佐がやつたといふことが決定してをるやうに見えますが、東京裁判なんかでもひとつとして風聞ならざるはなしとして、噂以外はないとしてをります。
コーモトダイサクはまだ当時生きてたのですから証言させればいいのですが、させなかつた。「マオ」といふ本にあるやうに、張作霖はソ連ともめてたのでソ連がやつて、うまいこと日本のせゐにしたのです。
田中首相はだれがやつたのか本当にわからなかつたんだと思ふんですが、昭和陛下はおまへのいふことは信用ならんとして、田中は首相をやめて数か月で失意のうちに死んでしまつた。コミンテルンがやつたからよくわからなかつたのだと思ひます。
左翼がうるさいですし、陛下は議会などで言ひたいことは言はないと決めたわけです。
昭和天皇告白録のなかにもそんなことを書かれてます。
帝政がつづいてれば満州はなにごともなく、共産党がでてきたのでいろいろたいへんになつた。
アメリカが日本へ排日移民法で黒人奴隷は鉄道つくるのにむかなかつた。しなの奴隷クーリーはよく働いた。こいつらは金をためる。金を貯めて家をたてたりする。それをアイルランド人が殺したりする。そして自分のものにする。しんこくはそれにたいしてなにもいはない。けれども日本人は逆らふので癪にさはる。
昭和陛下は対日移民法が戦争の遠因と仰り、石油が近因と仰いました。
ルーズベルトの周囲には５００人くらゐのコミンテルンの同調者がとりまいてをつた。そして日本をつぶすとおもひこむやうになつた。東にはさういふアメリカ。
西には日露戦争のうらみをもつスターリンやなんや。
盧溝橋事件も共産軍の陰謀であると確定してると思ひます。
上海で本格的な戦争になつて、チョジチューといふ共産主義者がゐた。
そして国内では共産主義の影響を受けて下剋上のかたちででてきた２２６の軍人たち。ひがしもにしもあしもとも、平和を揺るがすのは共産主義だつたと思つてます。昭和陛下はこのとき非常に怒りました。決起した人たちは反乱軍だとなつた。
２２６と終戦の時に昭和陛下は決断をくだされた。
昭和陛下が表にでて意見を述べられたのは二回しかない。おもてにでないときは田中首相のときですか。あとはつぶやきです。つぶやきを日本の軍人は無視しました。
ハルノートもハリーホワイトといふコミンテルンが書いたものです。戦後それがばれかけると自殺してます。
参謀本部もしな事変の拡大をやめてくれといつてゐた。近衛内閣のブレーンは尾崎ほつみなどのコミンテルンのスパイ。
昭和十九年に近衛はまちがつてゐたときづいて上奏文をだして、右翼も左翼も同じで共産主義ですといつてゐた。
ポツダム宣言は明治憲法にもとづいて受諾された。そのあひだ連合軍に隷属してをつた。独立後に明治憲法にもどつて、新しいものをつくればよかつた。いちどでもたちかへつてゐればいまある皇室典範の問題などもおこつてなかつたとおもひます。非常に残念なのは、日本の独立するときに社会党と共産党がスターリンの影響下にある彼らが反対した。日本の半分ちかくの政治家かなんかが反対した。独立回復のめでたいひに半数近い左翼は署名しない。いまもつて占領時代のはうがよかつたといふやうなことをいつたり、行動したりしてます。
陛下は非常にうれしかつたのでせうね。明治神宮と靖国神社に参拝されてをります。推量ですが、占領されたことをお詫びし、けれども復帰しましたといふことをご報告されたのではないかと思ひます。
たくさんの日本人が戦争で死んだけれど、昭和陛下を恨んでゐるひとがゐない。
それを体験してるんです。
昭和２２年の夏、最上川の支流で泳いでゐたら、土手のむかうに自動車が三台くらゐあらはれたんです。自動車といつたら当時木炭バスしかないからね。さういへばけふは天皇陛下が山形県にいらしてるんだと、お迎へしようと。下流のはしのたもとでお待ちした。すると護衛がゐなかつた。つまり全国いたるところでほとんど護衛はないにひとしかつたといふことです。
あとで知つたのですがイギリスの新聞ニューヨークタイムズが日本はごちゃごちゃしてるけどたつたひとつ、動かない安泰なものは昭和天皇であるといふ主旨のことを書いてをりました。ご巡幸をみてびつくりしたのです。
崩御されたとき、すごい警備でしたがそれでも暴漢（？）がでた。これは敗戦から崩御までのあひだに日本の教育は天皇をうらめといふものだつたといふ証拠です。共産主義によるものです。
よかつたとおもふのは崩御されるまへにソ連が解体したことです。
退位されるべきとか意見がありましたが、退位されないでよかつたとおもふのは、ドイツで、日本の天皇はどうしたかと聞かれて、戦前も戦中もいまも同じかたですといつたら本当にびつくりしてゐた。ドイツ人は。日本が世界にじまんできるのは皇室だなとおもつた。ほかに自慢できるものなんかなかつたから。
アガなんとかといふギリシャの王様の直系の子孫がいまもギリシャの王様であると考へてみてください。それが日本の天皇なのです。
さういふふうに最後に自慢できるのは日本の皇室であると体験したのです。
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